***DAIJIRO the HERO***
<第2章>


ここでは皆さんから寄せられました大治郎選手のエピソードや思い出を毎回少しずつ紹介させていただきます。大ちゃんがどんなライダーだったのか?皆さんと大ちゃんとの出会い、どんなところが好きだったのか?などいろいろ語ってくださってますので、ぜひ読んでくださいね。
そして毎回管理人から『思い出の1枚』と題して、これまでの写真の中から1枚ずつエピソードを添えて紹介していきたいと思います。
読んだ感想等はBBSへどんどん書き込みしてくださいね。(但し、中傷的書き込みは禁止・削除させていただきますのでよく注意事項をお読みください)

私の加藤選手との出会いは、去年私が住んでいる近くにある、デパートでの事でした。 そこではスペイン人のAngel Nieto選手などとのサイン会をしていました。 加藤選手自慢のバイクもちゃんとありましたっ☆ 私は“あ!日本人選手だ〜♪”と思い、サインを貰おうと加藤選手の所へ近づきました。 詳しくはよく知らなかったけれど、加藤選手の事は何度か聞いた事があったのデス。 私が加藤選手の目も前に立つと“あ、日本人の方〜?”と話し掛けてくれたのです!! “ぁ、ハイっ。”と言う私に“こっちに住んでるの?凄いね!”と答えてくれたのデス!!もう嬉しくて2☆ “いえいえ、これからも頑張って下さいっ!”⇒ “ありがとう”って感じで*しかもタメ口だったっ☆笑。 とても親切でカッコいい加藤選手に、惚れてしまった一瞬でしたvv
あれから何度もMOTO GPのレースを見ると、加藤選手が必ず1位〜5位の間に居て、 ホント凄い人なんだって事に気付きました。 こんな凄い人と会話が出来て、私は恵まれている!と心から思いました。
けれどある日…。 弟のスペイン人友達が家に遊びに来た日の事…。 “知ってる?加藤選手スゴイ事故起しちゃったんだよ!もしかしたら。。。”と言われ、どうせ嘘だろうと思ったケド、一応ネットで探したんです。 あのレースはお父さんと少し見てたのだけれど、途中で消しちゃって…;そしたら“加藤大治郎、意識不明状態”と言うニュースが何個か出ていて。。。あの時は本当に信じられなかったです。 そのことを知ってから、毎日必死に情報を探しました。その次の週丁度EASTERのお休みで、3日旅行へ行ったためネット出来なくて、帰って来た時スグにネットで日本のHPで情報を探しました。 けれど状態は変わっていないとの事で、少し安心しました。
けれど。。。。その時、 スペインtvのニュースを見ていたお父さんが“加藤亡くなったってよっ!”・・・。と。。。 《日本の皆より、少し早く知ることが出来たのかな?》 信じられなかった。。。手の感覚もなくなり、頭の中がカラッポになってしましました…。 なんで日本のHPには載ってなかったんだろう…。本当に本当に信じられなかった。。 “なんで・・・”と言う気持ちで一杯で。。 それに加藤選手にはまだ幼い子供が2人も居て…、真樹子サンの気持ち考えると苦しくなります。
加藤選手は天国から見守っているよね!そして皆に笑顔を見せていてくれてるよね!加藤選手と言う素晴らしい選手と出会える事が出来て、そしてその選手の事を心から好きになれて、 本当に良かった! 加藤選手は私にとっては、一生ナンバー1です!絶対絶対忘れないっ! 加藤大治郎、ありがとう!!(国外 akariさんより)

主人の父と加藤父が同級生だったので家族ぐるみで親しくして頂いてます。 我が家には借り貰い状態になってる大治郎くん直筆サイン入りゲームソフトがあるんですよ。(東京都 あけみんさんより)
20年位オフィシャルをやっております。 大ちゃんが全日本時代泊まりがいっしょになり決勝前日の夜にアーケードゲームで一緒に遊んで もらい、ぜんぜん相手にならなく負けました。
その後、冗談で明日ブルーフラッグ出すのどうしようかなぁ? なんて言ったら、(あくまでも冗談ですよ!)少し困ったような顔をしていた、大ちゃんが印象に 残っています.(大ちゃんゴメンナサイ)(栃木県 蕎麦打ちブルーさんより)
大治郎さん(以下大ちゃん)を知った(顔と名前が一致した時)のは鈴鹿での8耐。(うっちーと組んで優勝した時)
すんごく幼い顔をしていたのに走りはスームーズなコーナリングと強気な責めの走り。大ちゃんはWGPの250に参戦していた選手とその時知った。(原田さんやうっちーとバトってた頃)
その後、大ちゃんは250クラスでぶっちぎりの世界制覇!!凄いライダーなのにオトボケキャラのイメージがついてくる。
出来る事なら3月の秋ヶ瀬サーキットのDaijiroCUP開催日に戻って大ちゃんをつかまえて離さずにいたかった。鈴鹿に行って大ちゃんをレースに出したくなかった。 シケイン手前の壁で大ちゃんを受け止めたかった。今は、すべてが過去の事になっちゃう。 でも心には、しっかりと大ちゃんは生きている。心から「ありがとう」の言葉は、まだ言えない。 葬儀の時もお別れ会の時も言えてない。でも、いつかは「ありがとう、大ちゃん」って言える日が来るだろう。(埼玉県 関谷さんより)

管理人からの1枚  1998年7月24日(土)

初めて間近で見た大ちゃんの写真です。 (雄一くんと組んで出場した8耐トークショーの模様) 存在は以前から知っていたこともあり、何気に「かっこいいな〜」と思いながら見ていた私・・・
そして終了後、後ろから歩いてくる2人に「頑張ってね」と声をかけたときに笑顔で「はい」と言ってくれたその姿にまんまとはまり今に至るのであります。
この年、大治郎選手のライディング中にチェーンが切れるトラブルに見舞われリタイヤ。暑い中必死にマシンを押して戻ってきた大治郎選手とそれを何とか修復しようと作業するスタッフ、そして見守る武田選手の姿が今でも鮮明に覚えています。
のちのちのトークショーで泣いた泣かないの言い争いをしていた2人ですが真相は・・・???
この時髪を大ちゃんは青、雄一くんは赤にして怒られた、というエピソードもありました(笑)