２００１年１１月８日、HONDAウェルカムプラザ青山にて加藤大治郎選手ＷＧＰ２５０ｃｃクラス世界チャンピオン獲得記者会見が行われました。
スーツ姿で登場した大治郎選手はHONDAレーシング取締役中島氏に続き、チャンピオン獲得の喜びを報告しました。
そしてその後、質疑応答（内容は掻い摘んでＵＰしてあります。詳しくは公式ＨＰをご覧下さい）、フォトセッションも行われました。その模様をどうぞ＾＾

お帰りなさい＆おめでとう！	久々のスーツ姿にドキッ＾＾

Ｑ：チャンピオンを獲得して今の気持ちは？
大：獲ったときは実感なかったけど、今は獲れてよかったし、最終戦も勝てたからいい終わり方ができた。

Ｑ：今シーズン、最もうれしかったレースと悔しかった（残念だった）レースは？
大：残念だったレースはムジェロ。ペースが上げられなかった・・・もともと雨は苦手だけど、何かがおかしかった。でもみんなに信じてもらえなかった（笑）うれしかったレースは、リオＧＰ。２５０最後のレースだったので絶対勝ちたかった。コンディションが難しくて、タイヤはチームが選択してくれた。勝てたのはチームの判断のおかげです。

Ｑ：来シーズンの目標は？
大：何もない・・・テストはこれからなので何も言えない。サーキット自体は２年間走り込んだので問題はないと思うので、あとはマシンにどれだけ慣れるかがポイントです。

Ｑ：原田選手とのチャンピオン争いを振り返って、中盤勝ったり負けたりしていたがいつごろからいける！と思ったか？
大：４連勝したあとに勝てなくて、「もう（差が）縮まっちゃった。しょうがないなぁ・・・」って思いました。カタルニアはムジェロの分を取り戻したいと思って走った。オランダは、メランドリ選手や原田選手と同じコンディションで行こうということになったが、３人ともいいところを走れなかった。イギリスは、普通に走れた。
チャンピオンを意識したのはマレーシアぐらい。それまでは全レース勝つことだけを考えていた。守りに入りたくなかったので全開で臨みました。

チャンピオンマシンとともに	手の置き場に困っていた大治郎選手

Ｑ：原田選手が、加藤選手とカタルニアのレースは名勝負をしたと思うと話していたが、その前のイタリアで負けているだけに勝てたことは加藤選手にとって大きな自信になったか？
大：原田選手と走るのは初めてだったし、僕がロードにあがる前から世界チャンピオンになっていたので、まさか同じクラスで走るとは思っていなかったので、いいバトルができたと思っています。

Ｑ：来年５００を希望する気持ちは？
大：昔から５００に乗りたいと思っていた。来年はずっと乗りたかった５００で挑戦したい。

Ｑ：シーズンオフの予定は？
大：テストが多くて日本とヨーロッパを行ったり来たりで年末以外は休めそうもない。年末は家で寝てると思う。
Ｑ：家族と一緒に転戦してのプラス面は？
ヨーロッパはキャンパーで生活してるので、遅くまで寝ていられる。落ち着ける。

Ｑ：好きな食べ物は？やっぱり日本食？？
大：日本食も好きだけど、向こうに行ったら現地の食事も食べる。半年ぐらい日本食じゃなくても大丈夫。

ガッツポ〜ズ！決まってるぅ＾＾	世界チャンピオン＆新記録達成おめでとう

世界チャンピオン＆新記録樹立というまさに”最速の男『加藤大治郎』”の記者会見にたくさんの報道関係者が詰めかけ、注目の高さを感じました。来年はいよいよ最高峰motoGPクラスで念願のＮＳＲ５００に乗ることが決まった大治郎選手に注目しないわけにはいきませんね。日本人初motoGPクラス初チャンピオン目指して頑張れ、大ちゃん！！来シーズンもみんなで応援しましょう♪
シーズンオフは取材にテストに大忙しの大治郎選手。大ちゃんに会えるのが待ち遠しいですね＾＾