第7戦鈴鹿(’99.9.5)


9月5日(日)  晴れ

 前日の予選では、なかなかクリアラップがとれずタイムをのばすことができなかったという大治郎選手でしたが、フロントロー3番グリッドを獲得。 決勝に期待がかかる。
決勝朝のフリー走行では、トップタイムをマーク。ピットウォークに出てきた大治郎選手からも笑顔がこぼれ、 なんだかいつもと違う感じ・・・これはもしや??と私たちもいつも以上に緊張感が走る・・・あとはスタートを待つのみ。
ピットの上からスタートを見守る私・・・レポの準備も完了。さぁ今回もロケットスタートだぁ!!頼む、大ちゃん・・・と祈りながら 緊張はピークに達する(なんだかいつも以上にすごかったような・・・)
 そして13:45決勝スタート。ホールショットはもちろん大治郎選手。毎回素晴らしいスタートで観客席やピット上では大歓声が上がる。
しかし、すぐにP.Pからスタートした松戸選手(今回は失敗ではなかったらしい・・・)がトップに浮上、負けじと大治郎選手もぴったりと後を追う。オープニングラップ終了時の順位は、松戸選手、大治郎選手、大崎選手、酒井選手、嘉陽選手、宮崎選手と続く。
トップに立った松戸選手はなかなか大治郎選手を引き離すことが出来ず、3週目には再び大治郎選手がトップに浮上。3位以下を周回ごとに引き離し、2人の バトルは続く・・・私もピットの上のモニター2台を行ったり来たりと落ち着いていられない・・・
7週目に1コーナー進入で松戸選手にパスされるものの、9週目には再びトップへ立ったのを確認し「大ちゃん、頼むよぉぉぉ〜」と 祈りながら急いでグラスタに移動。この争いは最後まで続くのかと思われた11週目、 「S字で転倒〜〜」とのアナウンスが。「えっ??誰??」と不安がよぎる私たち・・・そこへ、11週目を終えた大治郎選手がコントロールラインを通過。 後ろがいない・・・えっ??ってことは・・・そうなんです、11週目トップを走っていた松戸選手がS字で転倒しリタイヤとなり、大治郎選手の独走となったのです。もう表彰台の前を占領していた私たちは大騒ぎ!!あとはこのまま何事もなく独走優勝を願うだけ。「頑張って・・・お願い・・・このままゴールして・・・」と みんなの声が聞こえてくる・・・
  そして17周を終え、大治郎選手がトップでゴールイン。2位争いも毎周回激しくなっていたのですが、2位には宮崎選手、3位にはゴール直前で嘉陽選手を かわした関口選手が入りました。 ガッツポーズを何度も繰り返しながら、鈴鹿サーキットをウィニングランする大治郎選手。マーシャル千石さんから手渡されたチェッカーフラッグを持って スタンド前に戻ってきた姿は、とっても大きくとってもかっこよく見えました^^

大声援に迎えられて表彰台に立つ大治郎選手。私たちカトダイ応援団の「大ちゃん、おめでとう!!」の声に「ありがとう」と答えてくれました。 今季2度目の表彰台の頂点に立った大治郎選手の笑顔はとっても最高でした^^ 松戸選手が転倒したあとは、自分のペースで走ったという大治郎選手・・・独走とはいえ、レース序盤のバトルでタイヤを消耗しており最後まで大変なレースだったと 思います。

本当に本当に、優勝おめでとう!!
第5戦もてぎに続き、またまたやってみました(笑)部屋のまわりは優勝した大ちゃんを待つファンでいっぱい。すると どこから現れたのか外に大ちゃんの姿が・・・なんと、窓から出入りしていたのだった!!慌てて大ちゃんのところに駆け寄り、クラッカー&テープ攻撃〜 (^^)
「やだやだ〜」と怖がりながら部屋に逃げ込む大ちゃんを「大丈夫大丈夫」と宥めて、「おめでとぉぉぉ〜」とお祝いしました。
レイをかけてもらった 大ちゃんはまたまた「ハワイみたい〜」とハワイアン大治郎にへんし〜ん(笑)
次戦筑波でもまたお祝いできたらいいなぁ^^

今回、松戸選手の転倒によりポイント差が9に縮まりました。残り3戦、ますます目が離せなくなってきました。 最後まで何が起こるかわからないのもレースの魅力の1つでもあると思います。このまま流れが大ちゃんに向いてくれれば・・・そう願いつつ 次の筑波も大いに期待しましょう。

頑張れ、大ちゃん。Get the CHAMPION! またみんなで盛大に盛り上がりましょうね♪ 大ちゃん、お疲れさまでした・・・

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